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アメリカ、「双子の赤字」へ

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日経新聞(2019/3/29)によると、アメリカの2018年の経常収支が約54兆円の赤字となり、10年ぶりの高水準となったそうです。「双子の赤字」 の懸念が出てきました。

 

 

双子の赤字とは

 

 

小中学校で習う内容かもしれませんが、おりあーもよくわかっていないので、さらっと復習。

 

 

双子の赤字とは、経常収支(貿易の収支)と、財政収支がそれぞれ赤字となり、どんどん膨らんでいく状況ですね。(正確じゃないかもしれないけど大枠は、ってことで)

 

 

つまり、国内でも支出の方が多い状態で借金(国債発行)が膨らんでいるのに、それをまかなうための海外取引がうまくいっていない状態ということです。これはあまりいい状態ではないですね。

 

 

なんで貿易の赤字が大きくなったのか⇒減税政策のせい

 

 

2018年の貿易での赤字の大きな要因は、「モノ」の赤字だそうです。つまり、海外から(アメリカが)輸入をしている額の方が、輸出を越えて大きいということですね。自分たちが製品を作って売っている以上に、他国からモノを買っていることになります。

 

 

背景にはトランプ大統領の減税政策があるようです。大型減税により、国内の消費や投資が増えたせいで、輸入が増えたということになります。トランプ大統領は一時期、日本の方が貿易で有利になっている状況を批判していたくらいですので、政策が裏目に出た格好です。

 

 

このまま赤字が続くと、ドルの信用が危ない

 

 

 双子の赤字が続いてしまうと、極端な話、アメリカという国自体がまずいぞ、という話になります。投資家のドル離れが起きる可能性もあります。

 

 

ドル離れが起きるとドル安になり、ドル建て資産を持っている投資家は損失をこうむりますね…。アメリカのETFはもちろん、投資信託もです。(仮にこのままドル安が続くなら積立の方が有利だろうか?円高局面で徐々に買っていけるから…)

 

 

でもそんなレベルの話ではなくて、貿易赤字の穴埋めのためにさらに国債を発行しましょう、ということになると、前にも書きましたが、ドルを発行し続けることになるため、際限のないインフレに陥るんじゃないかとおりあーは危惧しています。

 

 

そうならないためには、アメリカの輸出、あるいは投資の受け皿になるような新たな成長エンジンが必要となります。欧州も中国も景気が落ち込んでいるので、かなり悲観的な状況にあります。一応、中国の経済政策で、今年の後半持ち直すのはないかとの見方もあります。

 

 

おりあーは、中国のポテンシャルは大きいと思いますが、成長はもう少しゆっくりかな、と思います(まだビジネスの文化が浸透していない、成長のためなら何やってもいいんだ、的にモラルの欠如がある)。いったんは世界全体が景気後退すると予測しています。